猫を飼い始めた人必見!しっぽでわかる猫の気持ちとは

猫はしっぽで気持ちを表します。本記事は、しっぽの動かし方や状態の違いから理解できる猫の気持ちについて、詳しく解説しています。信頼関係を築くためには、適切なコミュニケーションが欠かせません。愛猫との心地よい暮らしに役立つ情報をまとめました。いろいろな動きを見せる猫のしっぽは、見ているだけでも飽きがきません。猫はしっぽの動きで飼い主に気持ちを示します。気持ちに合わせた接し方ができるようになると、信頼関係が構築され、ストレスフリーな環境が実現します。何を伝えたいのかしっかりと理解して、愛猫とのコミュニケーションを深めましょう。

実は感情豊か!猫は気持ちをしっぽで表現している

愛くるしい動きをする猫のしっぽは、種類によって多様な形をしています。毛足が長くフワフワだったり、短毛でシュッとしていたり、長さも異なるなど、それぞれに個性があるものです。

犬のようにアクティブな感情表現をしないため、クールな印象を持っている方も多いのではないでしょうか。猫は感情をしっぽで表現します。しっぽ以外の身体の動き、鳴き方の違いなども含めてよく観察してみれば、気持ちを読み解けるはずです。

しっぽの動きや状態から気持ちを理解し、愛猫と楽しく充実した毎日を過ごしたいものです。

【猫のしっぽ表現別】実はこんなこと考えていました

活発に動いているときの感情はなんとなく理解できても、じっとしているときは「何を考えているんだろう?」と感じることが数多くあります。顔から感情をくみ取るのは困難ですが、しっぽの動きをよく見てみると、たいていの気持ちが理解できるようになります。

どういった感情でいるのかがわかるようになれば、心の距離がグッと縮まり、今よりもっと仲良く過ごせるはずです。

しっぽをピンと立てている

気分が良くなってテンションが上がるとこのような行動を取ります。飼い主の帰宅を迎えに来た猫が、上機嫌を示すこのような動作を取りながら近づいてきたら、コミュニケーションを取る絶好のチャンスです。

しっぽをくねらせている

楽しくてご機嫌なときに取る行動です。お気に入りのおもちゃを見つけてワクワクしたときには、このような動作を見せてくれます。新しいおもちゃを見せてこのような反応を示したら、思いきり遊んでほしいという合図です。

このような動作はご飯の際にも見せるケースがありますが、あまりにもお腹が空いていたり、人に慣れていなかったりする猫の場合、瞬時に爪が飛んでくる可能性もあります。

しっぽを小刻みにふっている

相手に対する好意があるのを示したいときは、小刻みにしっぽを動かして喜びを表現します。帰宅したときに、このような状態で近づいてきたら、飼い主に会えてうれしいと感じている証拠です。スキンシップを取るなどして、たっぷりと甘やかしてあげましょう。

しっぽをピンと立ててふっている

しっぽに力を入れてふる動作を見せるのは、相手をバカにしているときです。飼い主に対してこのような行為を取るのであれば、まだ信頼度が足りないのかもしれません。多頭飼いする場合、先住猫が新入りの猫に対して、このような動作をすることがあります。

しっぽがたれている

落ち込んでいるときや元気のないとき、しっぽは脱力してたれ下がります。同居猫とケンカしたり、飼い主に叱られたりした後によく見られる仕草です。また体調が良好でないときも、しっぽをたらすケースがあります。

いつもと比べてご飯を食べる量が少ないときや、なんとなく元気がないように感じたら、症状が悪化する前に病院で診察を受けましょう。

しっぽが震えている

このような仕草を目にすると「具合いが悪いのかな?」と心配になるかもしれませんが、実はうれしくて興奮している状態を表しています。かまってほしいというサインなので、思いっきり遊んであげましょう。また、興味の対象を見つけたときや、寝起きにしっぽを震わせるケースもあります。

しっぽの先だけピクピクしている

しっぽの先を緊張させて少しだけピクピクと動かす仕草は、猫が何かに集中しているときです。考えごとや興味を引くものをじっと見つめているときに、このような動作が見られます。全神経を集中させているので、声をかけたり触ったりすると、驚かせてしまう可能性があります。そっとしておいてあげるのがベストです。

しっぽを足の間にかくしている

恐怖心を抱いておびえているときは、後ろ足の下へしっぽをかくすように巻き込み、防御の姿勢を取ります。飼い主に叱られたときや、自分よりも強い動物を目の前にしたときによく取る行動です。室内飼いの猫であれば、ふだん目にしない虫などに遭遇したときにもこのような動作を取ります。

しっぽを身体に巻きつけている

前足をかくすようにしっぽを巻きつけ座るのは、のんびりとリラックス気分で過ごしているときです。居心地の良い場所で休んでいるのを邪魔してしまうと、ストレスの原因になりかねません。声をかけたりスキンシップを取ったりするのは控えた方がよいでしょう。

しっぽがふくらんでいる

興奮しているときや威嚇するとき、猫はしっぽの毛をブワっとふくらませます。猫同士のケンカや、見たことのない動物に遭遇してびっくりしたときなどにも、このような威嚇行動を取ります。

全身の毛を逆立てて、攻撃態勢をアピールするのを見たことがある方も多いでしょう。このように気が立っているタイミングでかまってしまうと、引っかかれたり噛まれたりする可能性があります。

しっぽに力が入り山を描くように揺れている

相手を警戒しているときによく見られる状態で、いわゆる臨戦態勢の状態です。病院の待合などで見知らぬ猫や他の動物と遭遇したときにも、このような動作見せる場合があります。なだめようとうっかり手を差し伸べてしまうと攻撃を受けるおそれがあるため、刺激しないようにしましょう。

しっぽをバタバタ動かす

バタバタと大きくふるような動作を見せたら、ストレスを感じているというサインです。猫がイライラしているときによく見せる行動で、相手を攻撃しようかどうか考えている可能性もあるため、スキンシップを取るのは望ましくありません。猫がリラックスして楽しめるようなストレスフリーの環境を目指しましょう。

しっぽをゆっくり動かす

ゆっくりとしたスピードでふっているときは、リラックスした状態を示します。このような行動は、飼い主に抱かれているときや陽だまりでくつろいでいるときによく目にします。猫がリラックスしているときは、邪魔にならない程度のスキンシップを心掛けてください。お手入れをする絶好のチャンスでもあります。

寝ているときしっぽの先だけふる

気持ちよくまどろんでいる猫に声をかけると、しっぽの先だけを小さくプルプルふるというのもよく見かける行動です。呼びかけに対してわざわざ起きるのは面倒と感じているときに、このような行動で応答を示しているのです。のんびりしたいときにしつこく接してしまえば、機嫌を損ねてしまうかもしれません。

猫のしっぽには感情表現以外にどんな役割がある?

しっぽは、感情表現以外に生活を支える役割も持っています。ひとつ目は、身体のバランスを保つという役割です。猫が狭い足場でスムーズに移動できるのは、しっぽによるバランス感覚のおかげです。

ふたつ目に、防寒の役割もあるといわれています。寒い冬の日に、しっぽをぐるりと身体に巻きつけている姿を見たことがありませんか?これは体温の低下を防止するために取る行動です。

なお、猫のしっぽには臭腺があります。そのため、オス猫が自身の縄張りを主張したいときに、しっぽをこすりつけるような行動を取ることもあります。

しっぽは触ってもいい?

あまりの可愛さに触りたくなる猫のしっぽですが、むやみやたらと触るのはおすすめしません。なぜならば、複雑な動きを可能にする多数の筋肉と骨、神経で構成されているからです。痛みを感じやすい敏感な部位でもあり、誤った触り方をしてしまえばストレスの原因にもなりかねません。

ただし、しっぽの付け根を軽くなでられるのが好きな猫もいるようです。このあたりは個体差があるので、愛猫が喜ぶようならコミュニケーションの一環としてなでてあげるとよいでしょう。

まとめ

しっぽの動きや状態を見れば、猫のたいていの気持ちは理解できます。ストレスフリーな環境でのびのびと暮らせるように、猫の気持ちをよく理解して、よりよい信頼関係を築いていきましょう。

本記事の内容を参考にしながら、積極的にコミュニケーションを取れば、愛猫との仲が今よりもっと深まるはずです。